28歳、元区職員、母子家庭育ち、一児の母

子ども・子育て支援対策調査特別委員会

皆さまこんばんは。

足立区議会議員の川村みことです。

    

本日は子ども・子育て支援対策調査特別委員会に出席しました。

今回の報告事項はこちらです。

https://www.gikai-adachi.jp/g07_Nittei_View.asp?SrchID=3166

   

私からは以下質問しました。

○(仮称)子育て家庭訪問事業について

<概要>

令和7年10月より、生後5ヶ月から1歳4ヶ月の家庭を1〜2ヶ月に1度訪問し、絵本の配付及び保健師等による相談を受ける事業を新たに開始する予定。保育園通園の有無等は問わず、全家庭が対象。

・訪問頻度が1〜2ヶ月に1回となっているが、頻度が選べるということなのか。どういった案内をしていくのか確認したい。

→基本月1回。夏の猛暑で訪問できる件数が減ってしまうことや日程調整ができない場合等については2ヶ月に1回になる場合もあるかもしれないので、現時点では幅を持たせている。

・訪問は平日のみか

→土曜は対応できるよう、仕様書に記載する想定

・日程調整について、電話受付のみなどではなく、保護者の負担にならない方法が重要。オンライン予約などの仕組みは検討しているのか。

→オンライン予約対応予定。

・絵本は毎度配付ということなので、最大12冊受け取ることになる。上の子どもがいる場合などは既に絵本を多く持っていることもあり、選定が難しい。どのように対応していく方針なのか。都度選べるようにするなど、柔軟な対応をお願いしたい。

→持っている本と被るという懸念はある。図書館等にも連携を求め検討していく。

・自宅に上がらず玄関先でも可能ということで、仕事復帰している方もいることを考えると、自宅の片付け等も心配もあるので、これはありがたく感じる。一方で、直接会えない場合は、ポストに絵本を投函していく想定もしているとのこと。支援が必要なく、育児に仕事に忙しいという方は良いが、人に会う気力もないくらい育児ノイローゼなどに陥っているケースが見落とされてしまう懸念がある。また、1年間訪問する事業なので、最初の方で会わなくても絵本がもらえるということが分かると、もう会ってもらえなくなる懸念もある。「絵本が欲しいから」など、動機は何でも構わないので、一瞬でも顔を見ることが重要だと考える。ポスト投函の対応はなしとして欲しいがどうか。

→指摘の懸念はしている。どのように対応できるか今後検討していく。

   

○足立区版子育て支援アプリケーションの導入について

<概要>

子育てに関する情報は「あんしん子育てナビ」としてWeb版で発信していたが、今回アプリ導入の方向となった。これまでの情報は全てアプリに移行され、新たに離乳食・アレルギー管理、プッシュ通知などの機能が追加される。

・民間の子育てアプリもある中で、民間と行政の棲み分けが重要になる。行政として導入する意図は何か。

→地域の情報や足立区での支援内容が発信できること。行政ならではの情報が発信できるよう、内容を詰めていく。

・今回、プッシュ通知機能が導入される。例えば、出産費助成事業や妊娠後期アンケートなど、期限や時期が決められてる申請などをリマインドを兼ねて通知すべきだと考える。出産前後はバタバタして、必要な申請を見落とすこともあるため、是非通知機能を活用いただきたいがどうか。

→アプリを最大限活用できるよう、教育委員会に限らず、衛生部など他の部署とも連携しながら、内容を検討していく。

   

〇アダチ若者会議について

・大学生、社会人を対象として開催されたアダチ若者会議の参加者の内訳は。

→大学生7名、社会人2名

・オンライン版アダチ若者会議「きかせてみんなのいけん」は354件回答があったということだが、年代の内訳は。

→ほぼ全て高校生

・354件集まったのは良いことだが、対象が15~30歳程度となっていたのに22~30歳の回答がほぼないのは課題。この年代は社会人となってすぐなので、一人暮らしを始めたタイミングの人も多く、孤独を感じたりと孤立していることも考えられる。この点についての区の見解はどうか。また今後どうしていくのか。

→この年代にどのように情報を届けるかは課題に感じている。これで終わりにせずに引き続き意見を聞いていく。

   

以上です。

1週間ほどで会議録の速報版が公開されますので、併せてご覧ください。

   

足立区議会議員 川村みこと