皆さまこんにちは。
足立区議会議員の川村みことです。
昨日は区内の小学5年生を対象として行われている「芸術鑑賞事業」を視察しました。
これは全ての子どもが芸術に触れることができるようにと2023年から行われている事業で、今年で3年目になります。
今回は舞浜アンフィシアターで行われている劇団四季の「美女と野獣」のミュージカルでした。
子どもたちは区内の各学校からバスに乗って舞浜に集まります。
幕が下りる時には、拍手や歓声が沸き起こっていました。
子どもたちの話を聞いてみると、「とにかくすごい!」という声から、「寝てしまった、、、」という声も。
ちなみに上演時間は休憩20分を含めて約2時間25分とのこと。
芸術や文化などに興味がある子どもにとっては、劇団四季のミュージカルを鑑賞することができて非常に嬉しく学びになったようですが、全く興味がない子どもにとってはなかなかレベルの高い内容であったようにも思います。
他の行事や受験などの兼ね合いもあり小学5年生が対象となっているのだと思いますが、どの学年を対象とするのが1番効果的なのか、これは今後も研究していく必要がありそうです。
対象学年については置いておくとして、視察した結果としては大変良い事業であると感じました。
東京23区の平均年収最下位は足立区です。
物価高の影響もあり、生活が苦しい家庭では食費、光熱費など日々の生活に必要なお金を捻出するのに精一杯。
そんな中で、生まれた家庭によって差がついてしまうとしたら、やはり文化・芸術に触れる機会のようなものだと思います。
子どもたちには色んな経験をして欲しい。それは全ての保護者の願いだと思いますが、生活が厳しければそうもいかない。
でもこのような機会があれば、全ての子どもたちが芸術に触れることができる。
母子家庭で育った私としては、今後も応援したい事業です。
芸術鑑賞事業に参加された児童の皆さん、その保護者の皆さま、ご意見や感想などございましたら、是非お寄せいただければと思います。
足立区議会議員 川村みこと