皆さんこんにちは。
足立区議会議員の川村みことです。
先日の産業環境委員会で不法投棄通報協力員が900人以上減少したことを指摘し、改善を要望したことを1/21のブログで書きました。
(まだご覧になっていない方はこちらから)
でも「不法投棄通報協力員って何?」という方もいらっしゃるかもしれません。
実はこれまでの委員会でも不法投棄通報協力員について取り上げているので、そのことも交えながら少し紹介したいと思います。
簡単に説明すると、その名の通り不法投棄物があったら区が設けている「不法投棄110番ダイヤル」に電話を入れるというボランティアです。
電話するだけなので気軽にできます。
不法投棄物の他にも、街に落書きなどがあった場合の通報も受け付けています。
当然、不法投棄通報協力員に登録していなくても、見つけた場合の区への連絡は可能ですが、以下の点が異なります。
①登録時、通報協力員会員証が受け取れる
②登録時、不法投棄防止シールが受け取れる
③通報時、会員番号や氏名を伝えるのがスムーズになる(匿名通報も可能です)
④30回以上の通報で、「ゴールド会員証」を受け取れる
先日の委員会では、通報協力員の大幅減少について指摘し、通報回数に応じてインセンティブをつけるなど、継続への動機づけが必要という提案をしました。
また、通報数を増やすための策として、以前の産業環境委員会でもう1つ提案しました。
類似事業で「ながら見守り」という取り組みがあります。
こちらも散歩や子どもの送迎などをしながらまわりに目を向けてもらうというもので、参加者登録すると「見せる防犯」グッズを受け取ることができます。
常時必須ではありませんが、これを身に着けてながら見守りすることで、見られている意識が高まり、犯罪を抑制につなげるというものです。
似ている取り組みですが、片方にしか登録していない方がまだ多くいらっしゃいます。
ボランティア事業ですし、「どうしてもこちらだけが良い」というお気持ちであればそれを無理強いする必要はもちろんありませんが、双方の事業について「知らなかった」というお声も聞こえてきます。
それぞれ「通報協力員マガジン」、「ながら見守りメールマガジン」という会員向けの情報発信を行っていますが、これまで担当課が異なるためあまり連携されていませんでした。
このことを私が委員会で指摘し、2024年11月号の「通報協力員マガジン」にて、「ながら見守りにも協力を!」という記事が掲載されました。
https://www.city.adachi.tokyo.jp/documents/58235/merumaga20.pdf
小さな実績ですが、1つ1つの小さな積み重ねが街の安全や美化に繋がっていくのだと考えています。
この記事をご覧いただいている皆さまにも、これらの取り組みに是非ご参加いただきたく思います!
よろしくお願いいたします。
通報協力員の詳細
https://www.city.adachi.tokyo.jp/kankyo-hozen/kyouryokuin201803.html
ながら見守りの詳細
https://www.city.adachi.tokyo.jp/kikikanri/bohan_nagara_boshu.html#p8
足立区議会議員 川村みこと