28歳、元区職員、母子家庭育ち、二児の母

子ども・子育て支援対策調査特別委員会

皆さまこんにちは。

足立区議会議員の川村みことです。

   

本日は子ども・子育て支援対策調査特別委員会に出席しました。

今回の報告事項はこちらです。

https://www.gikai-adachi.jp/g07_Nittei_View.asp?SrchID=3306

   

私からは以下質問しました。

○産後ケアについて

・産後ケアについて、区の助成を受けられるのは最大7日となっている。

 何日ほど利用している方が多いのか。利用状況をお教えいただきたい。

→3〜4日利用する方や、助成上限の7日利用する方が多く、平均では5日程度となっている。

・先日、助産師さんと話す機会があり、どのような方が産後ケアを利用されているか伺った。

 早産や低体重出生等でNICUに入院することになった場合、母子同室なしでお母さんだけ先に退院することになる。

 通常であれば入院期間中に5日ほど母子同室を行い育児の相談・練習ができるが、このような場合はお子さんが退院するタイミングで産後ケアを利用して母子同室を行い、育児の相談・練習をしているケースが多いとのことだった。

 この場合、助成日数の7日のうち、一気に5、6日を使うことになる。

   

・今回、新たに訪問型の産後ケアが開始となり、制度の拡充については歓迎する。

 一方で、助成上限は宿泊型・日帰り型を含めて7日までとなっている。

 利用可能期間は産後1年未満となっており、産後すぐとはまた違う使い方や相談をできる点は評価するが、先ほど例に挙げたようなNICU入院等の事情があった場合には、産後早い段階で助成の上限日数まで使い切ってしまっており、使いたいと思っても日数が足りない可能性がある。

 宿泊型・日帰り型と、今回追加となった訪問型では、助成を利用できる期間もそれぞれの時期に相談したい内容も異なり性質が大きく異なることから、助成の上限日数を宿泊型・日帰り型7日まで、訪問型5日までなどというように、分けてはどうかと考えるがどうか。

→例に挙げたようなケースなどの課題はあると考えている。

 提案のあったように宿泊型・日帰り型と訪問型で助成の日数を分ける方法や、区分を分けずに日数だけ増やすという方法もあるので、今後利用状況を見て検討していく。

   

以上です。

1週間ほどで会議録の速報版が公開されますので、併せてご覧ください。

   

足立区議会議員 川村みこと